朝霞・志木・和光・新座四市の合併協議は打ち切られる
四市合併の是非を問う各市の住民投票は4月13日に行われたが、和光市民の反対が賛成を上回ったため、法定合併協議会は、四市合併の話し合いを打ち切った。長い時間をかけ、関係者の多大な努力は報われることなく、各市議会の議決を経て、協議は正式に取り止めとなる。
和光市民の多くが通勤や買い物などで東京都とかかわりが深く、以前から四市合併になじめないのでは、との危惧がもたれていた。市民の率直な意見が投票結果に表われたのであろう。また新座市の投票結果で、賛成が反対を上回ったとはいえ、僅少差であったことは、関係者にとってショックであったようだ。
この結果は、市民の生活圏が東武、西武の両線に二分されていて、西武線を利用する方々の拒絶と見る向きが多い。