活発化している
「インターンシップ」
「インターンシップ」をご存知ですか?

 学生が在学中に自らの専攻・将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと、一般企業に一定期間社員として働くことを指す。基本的に無償で、仕事の内容は受入先の企業によっては社員と同じ仕事を与えられるところもあれば、職場の見学、サポートが主なものまで様々である。
 ではなぜ今こんなにもインターンという制度が注目されているかというと、まず学生が社会というものを実際に体験するためである。たとえ学生時代にアルバイトをしていたとしても、アルバイトと正社員では仕事の内容も責任も人間関係の複雑さまで全く訳が違う。自分自身が企業の仕事を知ることで就職に対しての甘い考えを痛感し、学校の勉強以外にも真剣に取り組むようになるだろう。また、就職の前に仮入社することで、仕事の実情を知り、理想と現実のギャップで離職する危険性を回避することが出来る。(朝日新聞、8月22日朝刊の記事を参考にしました)。


朝霞市役所でインターンの学生をインタビュー


―どんな仕事をしているんですか?
〇生涯学習課では、生涯学習便りの編集やお届け講座のアシスタント、文化財の見学、古墳へ行きボランティアの人に混じって作業着で草むしりをしたり、遺跡で発掘現場の見学や発掘された土器の仕分け作業のお手伝いをしました。
〇秘書広報課では、広報の校正、庁内広報の作成(インターンについてのコーナー)
〇職員課では新規採用職員の講義用の資料を作成し、講義をされる講師の送迎など。
 また、各種台帳や書類の作成。

―困ったことは?
市役所の職員がデスクワークだけじゃなく、草むしりや石拾いをするなんて驚いた。
 帰り際やちょっとした場面であいさつの仕方が分からなくて困った。
 言葉遣いや身だしなみに気を使う。でももうスーツには馴れました。

―感想は?
 初日はお堅い雰囲気に緊張したけれど、みんないい人ばかりでアットホ―ムな職場だった。しかしオフィスワークばかりだと思っていたのに、作業着に着替えて草むしりや野菜に水をやったり、一言で市役所といっても非常に多くの仕事をするのにびっくりした。
(インタビュー/舘腰 梢)

 

志木市商工会の清水良介氏をインタビュー

計画では、志木市商工会傘下の各商店会が促進委員会をつくって実現を目指した。ここでは商工会の副会長、清水さんをインタビューして、地元の熱い思いを語って戴いた。
 「この道路は、二、三年前に信号機を変えてからひどく混み合うようになり、お客さんは来づらくなった。お客さんの足が遠くなるのは商店にとっての死活問題です。そこで商店街の方々にアンケート用紙を配って意見を聞きました。結果として、道路拡張計画を希望する声が大きいことが分かり、計画実行の力になりました。しかし工事のため、土地が無くなり、店の営業ができなくなったり、住むことができなくなる方も出てきます。例えば補助金を受けて協同組合を設立し、共同住宅、共同店舗をつくるといったプランも浮かんできますが、目の黒いうちに出来るかなー、と案ずる方は少なくないのです」。
 そして我々がこの道路拡幅工事に期待していることは、近年資金不足で中止をせざるを得なかったいろは橋の花火大会と七夕祭りの復活です。こういったイベントを近隣の商工会と協力して行い、昔のような賑わいを取り戻せたらと思います。安心して買い物ができる商店街になるよう、この工事に期待するものは大きいのです。
(インタビュー/舘腰 梢)

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