−三市合併を急がないで!−(11号に掲載)
朝霞、志木、新座各市民の意識を尊重するため、三市の合併協議会の設置をという声が上がり、この請願は、各市の議会において賛成多数で可決されたとのことです。しかしペースが少し早過ぎはしませんか。
4月13日、朝霞・志木・和光・新座四市の合併の是非を問う住民投票が行われ、和光市民の反対が賛成を上回ったため合併協議が白紙に戻ったことは、まだ記憶に新たです。
反対票が上回ったのは和光市だけの事情による、だから三市で合併協議をという進め方は性急に過ぎてはいませんか。投票率が各市とも50%位で、しかも賛否が伯仲していることについて、もう少し考えてみるべきではないでしょうか。
平成十三年に合併協議会が設置されてから、その論議に二億円もの財源が費やされたそうですが、市民にとっては空しく感じられます。
四市合併が否決されたいま、近隣の自治体は胸襟を開き、広域の行政の連携について考えるべきです。各市の首長は先頭に立って話し合うべきではないでしょうか。
負担は軽く、しかもサービスは高くということを、確かに市民は願っています。しかし数字だけではないのです。各市の市長、議会議員各位は、暮らしの内容、質に立ち入ってビジョンを示すべきです。このことを特に要望します(新座の一市民)。
-合併協議の打ち切りについて思う-(9号に掲載)
四市の合併協議は、随分手間ひまを掛けて行われたのに、住民投票の結果はこれを否定するものとなりました。
このプロセスの真っ只中で合併の行方を見守ってきた市民として、考えさせられることが沢山あります。
第一に住民の率直な意見を協議の過程で、もっとよく聞く手立ては無かったのでしょうか。
法定合併協議を行うさいに、四市の首長をはじめとして、各市行政、議会などの関係者が市民の立場に立ってこの問題を考えるべきではなかったか。
腰に力を入れて取り組む姿勢が十分ではなかった、との感想を禁じ得ません。
住民の投票結果は参考にはすべきでしょうが、これまでの協議には手抜かりはなかったのでしょうか。(志木市館の住人)
-施設の共通利用は市民の願いです-(9号に掲載)
住民投票の結果、朝霞・志木・和光・新座四市の合併協議は御破算になったので、今後の四市の関係は、新しい構図を描くことになると思いますが、
いままで四市が進めてきたいくつもの提携関係は是非壊さないでください。図書館や体育館など、四市市民がともに利用できる体制はさらに緊密なものになるように念願しています。
例えば、朝霞市の「わくわくドーム」、「湯ーぐうじょう」、和光市の市民文化センター「サンアゼリア」、新座市の「ほっとプラザ」をはじめとして、互いに共通に利用したい優れた設備は少なくないのです。(新座市東北の住人)
-市の政策や構想は市民に一番早く知らせてください-(8号に掲載)
最近しばしば新聞、テレビで大胆とも思える志木市の構想が報道されます。
「中学校の文系・理系への分科」は日刊新聞などで大きなニュースとして取り上げられました。
しかし残念ながら一般の市民は新聞記事のあとを追って知るしかないのです。志木市に住んでいない友達から耳にすることさえあります。
市民には、メディアに先駆けて真っ先に知らせるべきではないでしょうか。その方法を真剣に考えてください。
「広報しき」は月刊ですし、志木市のホームページで「政策発信」のメニューを開いても、二月の発信は「正午のチャイムの廃止」のみでした。
「市民が主人公の市政」を標榜されている志木市役所のスピーディーな改善を切望します。
(志木市柏町の住人)
―雑木林はごみの捨て場?―(7号に掲載)
私たちは朝霞市内に住んでいます。周囲には雑木林があって閑静です。
駅にも近く、生活する環境として申し分ない筈です。
しかし私たちの生活には大きな悩みがあります。
雑木林にごみを捨てる人が絶えません。犬を連れて散歩する方の中にはペットの用を足させる方がいます。ときには立派な大人が用を足すという事態さえ起こるのです。この方々は、自らの「醜い行為」を責めようとはしないのでしょうか。子供たちには見せたくない光景です。
捨てたごみ、ペットの糞によって、そのそばで生活する人は被害者になります。烏が群がり、近隣の住民が清掃しても、ごみや糞は後から後から捨てられるのです。ペットが捨てられることもあり、なんとも溜息が出てきます。
駐車する車や洗濯物に落ちてくる木の葉や蔓の類い、木の実など、生活する者にとっては、汚れるので不快です。雑木林や空き地をもっておられる地主の方々にお願いします。隣りで生活する者のことを考慮して、適切に管理されるよう是非ともお願いします。
空き地をもつ地主さんの管理について、行政から地主さんに助言し、指導して戴きたいと、期待を抱いて朝霞市役所に出向きました。私有地に対しての行政の立場では、地主さんに強制することはできないが、できることといったら、「ごみを捨てないで!処罰されます」といった立て札を作ることが精一杯とのことでした。この掲示板を皆さんの手で立ててくださいという市役所の対応には、落胆するばかりでした(朝霞市の住民)。
―改築校舎で子供が守れるか?―(Web市民フォーラム掲示板・「志木市民のご意見箱」より抜粋)
投稿:ストッパー
やはり懸念していた痛ましい事件が起きた。6月8日、志木小の複合化工事に懸念を示していた親達の皆さんは、きっとあの大阪池田の痛ましい事件を同じ気持ちで見ていただろうと思う。その日の夜の各ニュースでは、「開かれた学校」という構想について、疑問を投げかける声が取り上げられていた。複合化される志木小こそそれではないか?
複合化されれば間違いなく、 小学校と関係ない人も自由に出入りして、不審者の判断が容易でなくなる。
あの構造で、一体誰がそれを判断し子供達の安全を守ることができるのか?
先生方は、 教育することが仕事でありそんなことまで求めるのは酷だ。実際、今回の事件でも子供を守ろうとして先生までも被害を受けている。「開かれた学校」構想もその精神は分からないでもないが、残念なことに現代は何が起こるか分からない時代だ。
簡単に人が人を殺す。自分が子供の頃と違って、子供がなんの不安もなく遊ぶことができる環境が少なくなっている。せめて、学校でくらい安心して「学び」「遊べる」環境を用意してやりたい。志木小がこの事件の二の舞にならぬよう、今からでも構造を再考すべきである。
出来てしまってからでは遅い。
―計画見直しを!―(Web市民フォーラム掲示板・「志木市民のご意見箱」より抜粋)
投稿:納税者
本当にこのまま工事が始まってしまうのですか?立替は必要かもしれませんが、私たち市民の意見をもう少し検討してからでも良いのでは?行政が勝手にどんどん推し進めていくやりかたは、今の世の中に逆行してます。建築業者のいいなりなのではないですか。ものすごく大きなプロジェクトなのだから、市民からの意見も取り入れて欲しい。あんまり強引だと、なんか裏であったのではないかと疑ってしまいます。立派なものではなく本当に子供たちのことを考えた校舎の建築を希望します。早期に計画の見直しをしてください。
―志木小立て替え工事につきまして―(Web市民フォーラム掲示板・「志木市民のご意見箱」より抜粋)
投稿:長木屋守之助
なんとなく訳のわからないうちに工事着工とのことですが、先日学校より桜の木の移転に関するアンケートがありました。その文面
はでき得る限りサクラの木を切るように誘導を意図したものでした。もともと学校建設というものは100年先を考えて親たちがそして地域社会が子供達の将来のためでき得る限り良いものを立てるべきものです。したがって目先の利益に捕
らわれず行動すべきでしょう。まず第1の問題点は建設の理念が明確でないこと、もしくは周知していないことでしょう。なぜ複合化が必要なのか?
あたかも建設業者にリードされともかく不景気な時期なので学校でも作ろうかとの印象が拭えません。戦後日本は復興のため経済効率を国是とし高度成長そしてバブル期をへてなお西欧流価値観を
ワールドスタンダードと思い込み自分の頭で考える事なく信奉しております。 なるほど衣食足りて礼節を知るということは事実と思いますが飽食の時代となり際限の無い物欲の追求は人類を
生物界でもっとも強いがための自滅への道に堕ちてしまいそうな気がします。なにも工事費が高額であれば良い学校と言う訳ではないと思うのです。大人である我々が将来の日本を世界を託す子供達のためもう少しゆっくりと考えたらどうでしょ
うか(後略)。
―志木小立て替え― (Web市民フォーラム掲示板・「志木市民のご意見箱」より抜粋)
投稿:k.Chino
志木小学校の建て替え計画、心配してました。何のために公民館や図書館が一緒になるのか分かりません。子供達に陽の当たる運動場が必要です。
図書館でも、子供のためか成人のためかによって施設や内容も異なります。現在の公民館や図書館はどうなるのですか。四市合併の話も聞きますが、
市民への十分な説明なしに進めないでいただきたいと思っています。目の届く範囲の地域の生活をよくすることから始めていただきたいと願っています。
声を上げていただいた「市民フォーラム」に敬意を表します。