準備2号4面

ブロードバンドの世界が近づいてきた

ブロードバンドとは

「ブロードバンド」(broadband) を直訳すると『広帯域』となります。
分かりやすく云うと、扱う帯域が広いこと、そのため大量の情報がより速く伝達できることです。
川幅が広々とした大河、あるいは道路幅が広いハイウェーに例えることができます。
従来の「ナローバンド」(narrowband=狭い帯域)を一般道路とすると、 ブロードバンドは超高速のハイウェーです。
かつての電話線による通信では音声だけを扱っていましたが、情報をデジタル化することによって、音以外に文字や映像といった様々な形態の情報をも各家庭に配信することができるようになりました。
さらに電話の通信では低周波成分を使用していましたが、それに加えて高周波成分を利用することによってより高速度の通信が可能になりました。まさに通信革命です。
ブロードバンド・ネットワークの伝達速度は普通 300ないし 500kbps (1秒当たりのキロビット数)以上ですが、現在工事が進められている光ファイバー・ケーブル網では10ないし100Mbps (キロの1000倍=メガビット)の高速度の通信環境が約束されています。
インターネットを飛び交う情報は文字・音楽・映像の情報を含み、大量の情報を円滑に送受信する環境が整備されることになります。
何といってもインフラの構築が前提となりますが、すでに国や民間企業が本気で取り組んでいるという現状なので、
通信網インフラは急速に進むことはほぼ間違いないでしょう。

これからの暮らしはどうなる?

電話によってもたらされた音の恩恵から映像に溢れた豊かな情報の世界に移行したことにより、われわれの暮らしにもその影響は及んできます。
従来巨額の資金によって運営されてきたテレビ局、独占されてきた通信分野が変わるのです。
ブロードバンドサービスの利用者が数年後には3000万人に達するという推測もあり、個人で本格的なテレビ局を開設できるような土壌が着々と整備されているからです。
すでに新聞を購読する人がどんどん減って、文字からテレビ映像へと移ってゆく傾向があるのですが、今度は広告料で運営されてきたテレビ局の番組から、非商業的で、 広告料に無縁なプログラムに興味が移り、ブロードバンドで配信されるメ ディアに移ってゆく可能性が出てきました。
ブロードバンド化恐るべし、といったところでしょうか。
すでに新世代の携帯電話は、音声と同時に映像が送られ、テレビ電話は実用化されました。
監視カメラの映像をインターネットの回線を使って受信する遠隔監視法は、託児所、介護の状況を映像で確かめることを可能にしました。
音から映像へと、時代は走っているのです。

ひとこと英語でコミュニケーションを

英語は苦手、しかし海外に旅行するときは少しでも英語でしゃべってみよう、という方のために。
中学、高校の教科書や入学試験のためではなくて、英語で日常のつきあいをするときのちょっとしたコミュニケーション用ひとこと英会話コーナーです。

ほめ言葉

『素晴しい!』を英語で言ってみましょう。
まずは『wonderful!』
アメリカ式であれば『great!』
イギリス式であれば『brilliant!』
もし若者同志なら短く略して『bril!』

それなりのニュアンスを掴んだうえで
『lovely!』  『splendid!』  『marvelous!』 『fantastic!』 などもあります。
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